院長雑感

院長雑感

写真はSola一周年祭の時に頂いた花束です。ありがとうございました。
一周年を迎えまして、この「Sola blog」はスタッフ全員で雑感、お知らせ、報告などを更新するスタイルに致しました。よろしくお付き合いの程、お願い申し上げます。
さて、クリニック待合室から眺める桜の葉が目立つようになってきたこの頃、ニュースで東大入学式の上野千鶴子先生による祝辞が話題になっておりました。上野先生直球の問題提起が、東大の学問環境の将来に対する危機意識とシンクロして迫力を持った内容となっており、さらに、世の中の理不尽さや何かと不安げに語られる未来に対して、自らの問いと知を研ぎ澄ませつつ、多様性の環をつなぎ立ち向かって行こうと、すべての人への呼びかけとなっている後半部分には心奮わせられました。
私が産婦人科を選んだ事や、主流とはいい難い人生の選択肢を選びながらも、自分の在り様を大筋で曲げずにこれたのは、多くのフェミニストや女性達のこれまでの功績があったからです。
また当クリニックを開業したのも、既存の医療システムに人があわせるばかりでなく、個々の人間らしさに医療が寄り添っていけるよう、多様性を尊重する場を作りたいという思いからでした。
クリニックはまだまだ一周年を迎えたばかりで、悪戦苦闘、試行錯誤の日々ですが、この一歩一歩が先達の歩みにつながり、後続の励みになることを祈りつつ進んでいきたいと思っております。